オーガニック トゥルーラベンダーの歴史
LEGACY
1890年に遡る貴重な遺産
これは1890年からトゥルーラベンダーの栽培を続けてきたランスレー家の物語です。同時に、薬効に優れ優雅で色鮮やか、そして香り高いこの貴重な花への情熱の物語でもあります。
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1626起源
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1626年の資料によると、シャトー・デュ・ボワの土地の最初の地主は当時の著名な貴族サロモン・ド・デュランであるとされています。
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1686売却
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サロモン・ド・デュラン、シャトー・デュ・ボワの土地をドゥ・ブロッセ氏に売却。
ドゥ・ブロッセ氏はその地に風車を建てました。
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1794風車
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ヴォクリューズ県のフランス革命政府目録に風車に関する記載があります。
この風車は1914年まで小麦やライ麦の製粉に使われていました。
風車の跡はシャトー・デュ・ボワの土地の中心にあり現在もラベンダー畑を象徴する存在です。現在、ランスレー家によってこれを再建できないか検討されています。
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1820再建
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老朽化のためシャトー・デュ・ボワ社の建物を再建。この日付が今も正面玄関に刻まれています。
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1873ヴナンス・アルノー
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一代目ヴナンス・アルノー(1873-1953)が誕生。彼はマルセイユで勉強するためいちど村を離れましたが、戻ってすぐアーモンド事業を立ち上げました。
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1906初の生産者
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ヴナンス、家族の中で初のラベンダー生産者および蒸留者に。
初めての蒸留はシャトー・デュ・ボワ社の敷地の隣にあるラ・シゴイエールの農園で行われました。
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1907マリウス・ランスレー
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二代目となるマリウス・ランスレー(1903-1964)の誕生。義父のヴナンスと共にトゥルーラベンダーを蒸留し、その情熱を息子のジョルジュに伝えました。
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1927ジョルジュ・ランスレー
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三代目ジョルジュ・ランスレー(1927-2013)の誕生。幼少のころから姉のマリー=アントワネットに付き添われてラベンダーの丘を歩き回っており、蒸留されたラベンダー精油を瓶につめるのは姉弟の仕事でした。
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1970初期のラベンダー農場
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野生のトゥルーラベンダーを鎌を使って収穫していた時代を経て、初めてのラベンダー農場がシャトー・デュ・ボワの土地に誕生しました。ジョルジュ・ランスレーの尽力で敷地は数ヘクタールから80ヘクタールに拡大し、主な建物の復元も始まりました。
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1972ジャック・ランスレー
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ジョルジュの息子、現CEOである四代目ジャック・ランスレー(1972-)の誕生。まだ若いころから彼はラベンダー栽培に夢中になり、この世界に飛び込みました。
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1978蒸留器
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ジョルジュにより、古い時代からのラベンダー蒸留器のコレクションがスタート。
その後彼の研究は、急速に失われつつある遺産を守るために欠かせないものとなりました。
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1982認証
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AOC認証はトゥルーラベンダーのために作られたものです。今までのところ、トゥルーラベンダーは精油が認証され管理・保護されている唯一の植物です。
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1988勲章
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ジョルジュ・ランスレー、「ラベンダー・コマンダー」の勲章を受章。
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1989認証ボトル
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「シャトー・デュ・ボワ」のブランド名を冠したAOC認証トゥルーラベンダー精油のボトルが初めて製造されました。
多くの化学合成製品や偽物のラベンダーがプロヴァンスのイメージを使って横行する中、わたしたちは本物のラベンダーの守り手となる必要があります。
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1991博物館
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クステレにラベンダー博物館がオープン。貴重な蒸留器の数々、歴史に残る写真、鎌や衣服などラベンダー生産者の日用品など豊富なコレクションと共に1626年から現在までの歴史を垣間見ることができます。これらの品々を取りそろえるのに、ジョルジュ・ランスレーは20年を要しました。
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1992リフレッシュジェル
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リフレッシュジェル(英語名トニックジェル)の製造販売がスタート。今ではシャトー・デュ・ボワブランドを代表するスキンケア商品に成長しました。
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1996情熱
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ジャック・ランスレーがラベンダー博物館を継承。今やヴォクリューズの人気観光スポットに成長し、アヴィニョン教皇庁やアヴィニョン橋、オランジュ野古代ローマ地区などと並んで最も訪問者の多いTOP10の地位を獲得しました。
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2001後継者
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五代目マックス・ランスレー誕生。2005年には妹のマリルー・ランスレーも誕生し、小さな頃からラベンダー生産者としての生活を送っています。
マックスは2014年の収穫の際、すでにフルメンバーとして蒸留作業に参加しました。
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2008初めてのショップ
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すべての商品をそろえた初のショップがアヴィニョンの旧市街にオープン。
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20102号店
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アルルのアルラタン博物館の向かいに2号店がオープン。
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2014初のフレグランス
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ブランド初の男性用フレグランス、「ラベンダー・フォー・メン」が誕生。
この商品を見ることなく他界したジョルジュ・ランスレーへのオマージュとなりました。
原材料:Lavandula angustifolia (lavender) oil.
成分:酢酸リナリル 42.22%、リナロール 24.37%、(E)-カリオフィレン 6.05%、ラバンズリルアセタート 5.02%、テルピネン-4-オール 3.93%、(Z)-b-オシメン 3.62%、その他 3.05%、アロオシメン 2.97%、1-オクテン-3-イル – 酢酸1.73%、(E)-b-ファルネセン 1.44%、酢酸ゲラニル 1.31%、ネリル酢酸 0.64%、ボルネオール 0.60%、ゲルマクレンD 0.36%、y-ムウロレン 0.31%、B-ミルセン 0.02% (2016 年 九州大学農学研究院 森林圏環境資源科学分野調べ LCDB,2015 年調製分)
生化学的な仕様:酢酸リナリル、リナロール 自然アレルギー源:リモネン、リナロール、ゲラニオール、クマリン
Botanical name(学名): lavandula angustifolia /lavandula offi cinalis – Lamiaceae family
ビオトープ:伝統的な栽培方法、種から栽培
生産場所:Lagarde d’Apt (84) – France
栽培地:Le Chateau du Bois
海抜:1100m
生産者:Mr. Lincele
使用部分:フラワートップ
抽出方法:蒸気による蒸留
ラベル:保護原産地保証(AOP)のフランス、オート・プロヴァンス地方から生まれたエッセンシャルオイル
品質:100%自然由来、組み替えや稀薄されていない、保存料なし、人口香料なし、着色、合成化学成分なし
ワインの格付けのように、トゥルーラベンダーにも原産地に関する保護指定があります(AOP)。LCDB は AOP を取得しており、つまりはオートプロバンスのラベンダーエッセンシャルオイルの品質が保証されているということです。この指定を受けるためには、厳しい品質基準を満たす特定の地域において伝統的な方法で生産されなくてはなりません。証明書はフランス政府機関(INAO)より発行されています。
ラベンダーどのように使用されていたのでしょうか。
ローマ人はラベンダーを浴槽や洗濯したリネンで香りを楽しむために使用していました。フランスでは以前は、「布のお守り」とおばあちゃんたちから呼ばれていました。また、ラベンダーはアロマセラピーの中でも万能植物と言えます。1世紀のペダニウス・ディオスクリデスから1928 年にアロマセラピーを創始したルネ=モーリス・ガットフォセまでもが、ラベンダーの医療上の効能を認めていたのです。
成分:酢酸リナリル 42.22%、リナロール 24.37%、(E)-カリオフィレン 6.05%、ラバンズリルアセタート 5.02%、テルピネン-4-オール 3.93%、(Z)-b-オシメン 3.62%、その他 3.05%、アロオシメン 2.97%、1-オクテン-3-イル – 酢酸1.73%、(E)-b-ファルネセン 1.44%、酢酸ゲラニル 1.31%、ネリル酢酸 0.64%、ボルネオール 0.60%、ゲルマクレンD 0.36%、y-ムウロレン 0.31%、B-ミルセン 0.02% (2016 年 九州大学農学研究院 森林圏環境資源科学分野調べ LCDB,2015 年調製分)
生化学的な仕様:酢酸リナリル、リナロール 自然アレルギー源:リモネン、リナロール、ゲラニオール、クマリン
Botanical name(学名): lavandula angustifolia /lavandula offi cinalis – Lamiaceae family
ビオトープ:伝統的な栽培方法、種から栽培
生産場所:Lagarde d’Apt (84) – France
栽培地:Le Chateau du Bois
海抜:1100m
生産者:Mr. Lincele
使用部分:フラワートップ
抽出方法:蒸気による蒸留
ラベル:保護原産地保証(AOP)のフランス、オート・プロヴァンス地方から生まれたエッセンシャルオイル
品質:100%自然由来、組み替えや稀薄されていない、保存料なし、人口香料なし、着色、合成化学成分なし
ワインの格付けのように、トゥルーラベンダーにも原産地に関する保護指定があります(AOP)。LCDB は AOP を取得しており、つまりはオートプロバンスのラベンダーエッセンシャルオイルの品質が保証されているということです。この指定を受けるためには、厳しい品質基準を満たす特定の地域において伝統的な方法で生産されなくてはなりません。証明書はフランス政府機関(INAO)より発行されています。
ラベンダーどのように使用されていたのでしょうか。
ローマ人はラベンダーを浴槽や洗濯したリネンで香りを楽しむために使用していました。フランスでは以前は、「布のお守り」とおばあちゃんたちから呼ばれていました。また、ラベンダーはアロマセラピーの中でも万能植物と言えます。1世紀のペダニウス・ディオスクリデスから1928 年にアロマセラピーを創始したルネ=モーリス・ガットフォセまでもが、ラベンダーの医療上の効能を認めていたのです。